この記事は、親の反対を押し切って結婚しようと決断された方が「どんな所に住めばいいのかな?」と迷っている場合の参考にしていただくためのものです。

もしあなたがまだ決断をされていないのであれば、先にこちらの「説得する」ページをお読みいただくのをおすすめします。
新居選びの参考にしていただければ幸いです。
新居選びをどう考えるか: 親に反対された結婚の場合
親の反対を押し切る・押し切らないに関係なく「新居選び」は、2人にとって条件がいい所に決めるのがベストです。
しかし新居選びをする際に心に留めておくべきポイントが2つほどあります。
①親からのサポートがない
「親からのサポート(援助)がないというのは金銭的な意味です。
これから結婚するカップルが親の金をアテにするというのは一般的ではないものの、それでも賃貸アパートやマンションの礼金や敷金を出してもらったりするカップルもいることでしょう。
また、結婚を機に親から家を建ててもらったり、マンション購入の頭金などを援助してもらうカップルもいるでしょう。
しかし、親の反対を押し切ったあなたはそういったことは望めません。これは覚悟しておく必要があります。
②保証人を確保しておく
アパート・マンションや貸家を借りる場合には、通常「保証人」が必要です。
片方の親だけが結婚に反対しているのであれば、もう片方の親に保証人をお願いすることはできますが、もし両家の親が反対というのであれば、保証人を探しておく必要があります。
あなたの結婚に理解を示してくれるような親戚がいればお願いしておきましょう。
どうしても保証人が見つからない場合には、保証人が要らない賃貸物件もあります。
ただし家賃が割高だったり年収の基準があったり等、デメリットもありますのであらかじめ調べておきましょう。
新居の決め方(どんな物件を選べばいいか)

それではどんな新居を選べばいいかのポイントをお話したいと思います。
新居の場所
家賃を抑えるためにと、あまりにも勤務先から遠い所に住むことはおすすめしません。
通勤に時間がかかったり、満員電車にゆられての長時間の通勤は体力を消耗してしまいます。精神的にもストレスにもなります。
疲れて体を壊しては元も子もありません。体を壊さないとしてもストレスがたまったりイライラして喧嘩の原因になることもあるからです。
親の反対を押し切って結婚したのに、喧嘩ばかりしていては離婚の引き金にもなり「ほれ、みたことか」と親から言われてしまうことになりかねません。
新居の間取り
賃貸物件を借りる場合、1(L)DK、それとも2(L)DKがいいのでしょうか。もしくは3(L)DKがいいのでしょうか。
それぞれのメリット・デメリットを簡単に挙げてみたいと思います。
当面2人だけで暮らすのであれば問題ありません。ただし子供ができたら引っ越す必要があります。実質1部屋しかないので友達を招待しづらいかもしれません。
2人だけで暮らすのであれば余裕です。子供が小学校にあがる位までは引っ越す必要はないでしょう。友達も躊躇なく招待できるでしょう。
夫婦それぞれの部屋が持てます。子供ができても(子供が)2人位までなら引っ越す必要はないでしょう。友達も招待してホームパーティーもできます。
ただし家賃が1(L)DKや2(L)DKと比べれば高いですし、夫婦2人だけなら2(L)DKでも十分なため、「無駄」になる可能性があります。
子供ができることを考えれば、最初から部屋数が多い方がいいように思えるかもしれません。しかし部屋数が多ければそれなりに家賃もかかります。
子供ができるまでは共働きできても、子供ができると片方がフルタイムで働くことはかなり難しいです。
したがって、手狭でも夫婦二人だけの時は1(L)DKで暮らし、なるべく貯金に回すことをおすすめします。
子供ができて小学校にあがる位になって引っ越す方が、トータルで考えると、案外費用がかからないかもしれません。
なお、次に上げる「家賃」も新居を決める上での大事な目安になります。
家賃
例えばあなたのお給料が手取りで15万円、相手のお給料の手取りが20万円であれば合計で35万円になりますね。30%以内だと、
35万円 ✕ 0.3 = 10.5万円 ということになります。

ただ実感として、35万円の手取りで家賃が10万5千円だと、貯金をすることを考えたら余裕はあまりないような気がします。
貯金を毎月5〜10万円以上するのであれば、「毎日お弁当を作る」「外に飲みに行かない」「2人のお小遣いはそれぞれ1〜2万円以内」等、引き締めないと難しいでしょう。
したがって、家賃は安いのにこしたことはないと思います。

私が結婚した当時、私達夫婦2の手取り月収の合計は約45万円ほどでしたが、家賃は7万8千円でした(2DK)。
新居の探し方
あなたが探したい駅にある不動産屋さんに直接行って物件探しをすることもできますが、ある程度ネットで物件を探してアタリをつけてから実際に行くほうが効率がいいと思います。

注意したいのは、物件を借りるときには通常「保証人」が必要です。
親にはお願いできないのですから、片方の親か親戚の人などに頼んでみましょう。
今回は親の反対を押し切って結婚する場合の「新居選び」についてお伝えしました。
❏家賃はなるべく抑えつつ、勤務先から遠すぎない場所を選ぶ。
❏子供を持つのか、いつ持つのかによって間取りを決める。
具体的な賃貸不動産情報やお得物件情報等も、今後記事にしていきたいと思います。定期的にこのサイトに訪れていただくことをおすすめします。