早期退職後に自由な生活を楽しむ中で見えたもの
会社を辞めた後の生活は、想像していた以上にストレスがありません。
ストレスフリーの快適さを実感し、毎日穏やかで心地よい日々を過ごしています。
子どもや夫など、家族と話す時間が増え、一緒に過ごす時間がこれまでよりずっと多くなりました。
子どもが小さいうちにこの時間を持ててよかった。
この時間の大切さを知って良かった。
と心から思っています。
ただ、その中でふと感じる迷いもあります。
「社会に貢献しているという実感がない…」
「働ける間に、自分自身で収入を得たい」
↔せっかく会社を辞めたので、働くのは子供がもう少し大きくなってからでもいいのでは？
焦る必要はないじゃないか？
最近、「正社員を辞めました〜」、「FIREしました〜」や「ゆるりと働くライフスタイル」のようなテーマの動画を見るのが好きで、You Tubeでよく見ています。
（好きなYou Tubeを流しながらPC作業をするのが、とても楽しいです）
「いいなあ」 「羨ましいな」
と思う反面、自分がその生活をすることを想像すると、なぜかしっくりきません。
こんなにも自由や仕事をしない生活に憧れていたのに、いざその状況になった今、
「そんな風になりたい」と思わない
いや、そんな風になれる自分が想像できない」
が正しいかも。
「働かない選択」ができない理由を考えてみた
現在、自由な時間とストレスのない毎日を満喫しながらも、自分の心にある違和感の理由を考えてみました。
- 向き不向きがある。
自由な生活より、何かに取り組んでいる方がイキイキする？
- 金銭面での不安。
仕事ができる間に稼ぎたいと感じる。
動画に出ている人のように、十分な事業所得を得ることは難しいと思っている。
- 仕事への欲求。
「自由な働き方で稼ぎた」という気持ちがある一方で、「どんな仕事でも良い訳ではない。自分の思いが載せられる仕事がしたい。社会に貢献できる仕事がしたい」、という気持ちもある。 - 世間体
近所の方や両親、親族に仕事を辞めて専業主婦をしている、と思われるのが少しもどかしい。
仕事を頑張っている、となぜか思われたい。
これらの理由が複雑に絡み合って、
今は「また仕事に出ようかな」という方向に気持ちが向いています。
（ただし、40代の体は仕事に出かけたくないと言っている…）
考えすぎない、とりあえず動く、挑戦する
働く理由、働かない理由をあれこれ考えると、深みにはまってしまいそうですが、
健康のためにとりあえず働いてみる、のも有りではないと感じています。
また、いくら求人情報を眺めても、職場の雰囲気、実際の仕事内容も勤めてみないとわからないものが多いです。
だからこそ
「失敗してもいい！」「思っていた仕事と違ったら、また次を探せばいい」
という気持ちで気楽に構えようと思っています。
（一度会社を辞めると考えが変わってきますね。以前の新卒で入社したときは、定年までこの会社で働くと思っていました）
仕事で実感したつながりの価値
私は人付き合いが得意な方ではなく、一人でいるのも大好きです（友達が少ない）。
それでも、仕事を通じて誰かと一緒に課題を乗り越え、成果をみんなで分かち合う喜びは何ものにも代えがたいものでした。
仕事をしていた頃、顧客のため以上に
「一緒に働く仲間のために」動いていた部分も大きかったです。
プライベートな話題では熱心になれなくても、仕事の話題ならとことん議論することができました。
私にとって、仕事は大切なコミュニケーションの場だったのかもしれません。
これからの自分
一度会社を辞めたことで、「一つの会社で定年まで働く」という考えはなくなり、より柔軟に働き方を考えられるようになりました。
正社員でバリバリと働くか、専業主婦か、という極端な考え方ではなく、その間や違う働き方を選択することもできます（短時間働く、成果報酬型で働く、など）。
これからは「自分らしい働き方」を目指し、小さな一歩を踏み出していこうと思います。
家計管理も継続しながら、自分にどんな働き方ができるかを前向きに捉え、これからの人生を楽しく過ごしていきたいです。
もちろん、家族の笑顔も忘れずに！
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